2010年 11月 25日
人生ゲーム |
人生はゲームだそうだから
電車内でゲーム機に執心の学生を小馬鹿にし
己の人生そのものを軽やかにゲームして遊ぶ
そう想像だけして布団にくるまるゲームはどうだ
(2010・11/森静野)
●「月刊ポエム」投稿
テーマ「ゲーム・Game」(10年12月)
(あとがき)
大学時代は、今で言うニートみたようなものでした。
80回目の投稿です。
○選者評○
今月のテーマ素材は「ゲーム」でした。なかなかつかみにくいテー
マだったかもしれません。寄せられた4行詩は14篇と、これまで
でいちばん少なくなりました。その中で、森静野さんの「人生ゲー
ム」を巻頭詩としました。英語圏でゲームとは本来、勝ち負けをつ
けるもののことをいうそうですが、日本ではいろいろ楽しむという
ニュアンスが加わっています。この4行詩ではそれを超えて、ふて
寝もゲームよ、と言っている開き直りが、ある意味新鮮でした。そ
れでもゲームをリタイヤしてませんとも読めますね。(J)
電車内でゲーム機に執心の学生を小馬鹿にし
己の人生そのものを軽やかにゲームして遊ぶ
そう想像だけして布団にくるまるゲームはどうだ
(2010・11/森静野)
●「月刊ポエム」投稿
テーマ「ゲーム・Game」(10年12月)
(あとがき)
大学時代は、今で言うニートみたようなものでした。
80回目の投稿です。
○選者評○
今月のテーマ素材は「ゲーム」でした。なかなかつかみにくいテー
マだったかもしれません。寄せられた4行詩は14篇と、これまで
でいちばん少なくなりました。その中で、森静野さんの「人生ゲー
ム」を巻頭詩としました。英語圏でゲームとは本来、勝ち負けをつ
けるもののことをいうそうですが、日本ではいろいろ楽しむという
ニュアンスが加わっています。この4行詩ではそれを超えて、ふて
寝もゲームよ、と言っている開き直りが、ある意味新鮮でした。そ
れでもゲームをリタイヤしてませんとも読めますね。(J)
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by mori-shizuno
| 2010-11-25 12:00
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