2006年 04月 01日
森静野の~“飲んだとき、お菓子いな” #038 |
05年2月10日(木)
ふと気がつけば、自らの太ももにて白いロールケーキを一本、ぐち
ゃりと潰していた私。この時、非常に罪悪感を持ったことを覚えて
います。なぜかと言えば、当時の私は、例えば父が一口飲んだジュ
ースを飲むこともできない潔癖を持っていたためです。他人だけで
はなく、その意識は自らにも向きます。
「太ももで潰したものを、他人が食べるのはさぞ嫌だろう。しかし、
食べ物は粗末にできない」。そうしますと残された選択肢は、「自
分の胃に収めよう」しかありません。
もしも、私がズボンにて潰していましたら、さすがに食べようとは
思わなかったでしょうが、太ももだったところがミソ。今思えば、
体重がかかってひしゃげた程度だったのですが、私の潔癖は知らぬ
振りをして、それを他人の口の中に収めることをよしとしなかった
のです。
その後、無理をしてロールケーキを食べ続けました。すると、血糖
値が急に上がったためか、気分が悪くなりコタツ脇にゴロンとへた
っるハメに。まるまる一本は、完食しきれなかったと思います。母
が帰ってきまして、事情説明。母はあきれておりました。
その後、ロールケーキが出されるたびに、私は気持ち悪さを思い出
して敬遠。かなりの間、口にできなくなってしまいました。そして
母には、この小事件を笑い話にされてきたという歴史があるのです。
ふと気がつけば、自らの太ももにて白いロールケーキを一本、ぐち
ゃりと潰していた私。この時、非常に罪悪感を持ったことを覚えて
います。なぜかと言えば、当時の私は、例えば父が一口飲んだジュ
ースを飲むこともできない潔癖を持っていたためです。他人だけで
はなく、その意識は自らにも向きます。
「太ももで潰したものを、他人が食べるのはさぞ嫌だろう。しかし、
食べ物は粗末にできない」。そうしますと残された選択肢は、「自
分の胃に収めよう」しかありません。
もしも、私がズボンにて潰していましたら、さすがに食べようとは
思わなかったでしょうが、太ももだったところがミソ。今思えば、
体重がかかってひしゃげた程度だったのですが、私の潔癖は知らぬ
振りをして、それを他人の口の中に収めることをよしとしなかった
のです。
その後、無理をしてロールケーキを食べ続けました。すると、血糖
値が急に上がったためか、気分が悪くなりコタツ脇にゴロンとへた
っるハメに。まるまる一本は、完食しきれなかったと思います。母
が帰ってきまして、事情説明。母はあきれておりました。
その後、ロールケーキが出されるたびに、私は気持ち悪さを思い出
して敬遠。かなりの間、口にできなくなってしまいました。そして
母には、この小事件を笑い話にされてきたという歴史があるのです。
by mori-shizuno
| 2006-04-01 19:00
| 飲んだとき、お菓子いな